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ペッカリー

「ウリ坊かな?」「でも、縞模様じゃないな!」って感じになるかもしれませんが、まずは下の画像を見てください。

ミーアキャットの分布域図の画像
ペッカリーの赤ちゃん
Title:Peccary Baby | Flickr
Uploaded by Ben Carlisle
画像編集:当サイト

この画像は小さい(230×131)ので、大きな画像(800×450)を下記のTwitterにアップしています。

ペッカリーの赤ちゃん(800×450)

どちらかというと、少しマイナーな動物なので、最初にペッカリーの赤ちゃんの画像を見てもらいましたが、印象どおりのウリ坊のソックリさん。でも、縞模様がないって感じです。

では 、「イノシシの近縁なのか?」というと、「近縁ではないけれど、同じイノシシ亜科に分類されている」となりますが、イノシシの仲間ではありません。

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哺乳類 > クジラ偶蹄目 > イノシシ亜目 > ペッカリー科

»ウリ坊は「イノシシ亜目 > イノシシ科」になるので、イノシシとペッカリーは似てるけど、前述のとおり近縁ではありません。

»クジラ偶蹄目については、当サイト「偶蹄類(ぐうているい)」のなかで、クジラの祖先の動画を交えて書いています。


現生のペッカリーは、学説によって2~3属に分類されますが、当サイトでは下記の3属3種としています。

1クビワペッカリー属クビワペッカリー
2クチジロペッカリー属クチジロペッカリー
3チャコペッカリー属チャコペッカリー

2属3種に分類する場合、クビワペッカリーとクチジロペッカリーが同属となり、クビワペッカリーの学名が変わりますが、標準和名は変わりません。

以下は、ペッカリー3属3種として書いています。

学名:Pecari tajacu (Linnaeus, 1758)
(2属に分類する場合)Tayassu tajacu
英名:Collared peccary

分布域:アメリカ南西部から南アメリカのアルゼンチンまでの広範囲

食性:雑食性
球根や種子、果物など。特に、サボテンやアナナスなどの多肉植物(水分がとれる)を好み、腐肉や小型哺乳類を食べることもある。

クビワペッカリーの画像
クビワペッカリー
File:Running Javelina.jpg
Author:Wingchi

体長:80 - 98センチ
体重:17 - 25キロ
ペッカリー科の最小種

学名:Tayassu pecari (Link, 1795)
英名:White-lipped peccary

分布域:中央アメリカから南アメリカのアルゼンチンまで
食性:雑食性

クチジロペッカリーの画像
クチジロペッカリー
Title:White-lipped Peccary | Flickr
Uploaded by eMammal

体長:100 - 120センチ
体重:25 - 40キロ
大きな群れとなって森林を徘徊する

学名:Catagonus wagneri (Rusconi, 1930)
英名:Chacoan peccary

分布域:パラグアイ西部、ボリビア南東部、アルゼンチン北部のグラン・チャコ地域
食性:雑食性

チャコペッカリーの画像
チャコペッカリー
File:Catagonus wagneri 1 - Phoenix Zoo.jpg
Author:Davepape

体長:100 - 122センチ
体重:30 - 40キロ
最大個体では体重40キロ以上に達する。ペッカリー科の最大種。

上記、3属3種のペッカリーがサクッと見れる動画を、当サイトのTwitterにアップしています。

このページと同じでクビワペッカリー、クチジロペッカリー、チャコペッカリーの順になっています。

画像をクリック(タップ)で、フルサイズの動画が見れます。

参考書籍・参考サイト

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かわいい動物net Twitter

チャコペッカリーは
UMA(未確認生物)だった?

1930年に、アルゼンチンの学者がチャコペッカリーの化石を発掘した際には、現生種ではなく、化石種として記載しています。

現生動物なのに化石種?という感じですが、その原因はチャコペッカリーが生息するグラン・チャコの地域特性にあったようです。

現代でこそ、下図のように、自動車が進める道もありますが、この道がなければ、とげのあるスクラブ植生の草木が、人の進入を拒むかのように立ち並びます。

そのような環境が、現生動物としてのチャコペッカリーの発見を妨げ、遅らせたといえるでしょう。

(パラグアイのチャコ地域の画像
パラグアイのチャコ地域
ParaguayChacoBorealdryseason.JPG
Author:Peer V

しかしながら、地元の人たちは現生動物としての、チャコペッカリーの存在を知っていました。

でも、学者たちは生物学上の記載ができるような確認をとれていなかったことから、チャコペッカリーはUMA(未確認生物)のような存在になります。

そして、1974年。アメリカの学者グループによって、パラグアイのチャコ地域で個体が再発見されたことから、チャコペッカリーは現生種となっています。

1930年の化石種としての記載から、44年後のことでした。

ページ公開日:2019年3月20日


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